News お知らせ

　2月18日（土）に「QUEST CUP 2023」の企業探究部門、「コーポレートアクセス」のファーストステージがオンラインで開催されました。今年度は4,882チームの応募があったそうです。これまで、高等部1-Aの探究学習では、実在の企業から出されたミッションを、生徒たちならではの視点から探究し、企画や商品を提案・発表してきました。その結果、イオンリテールとオカムラのミッションに取り組んだ2チームが全国大会へと駒を進めました。

　イオンリテールから与えられたミッションは「毎日を『新しい発見』でいっぱいにする日本中がハラハラするイオン大革命プロジェクトを提案せよ！」というもの。この課題に取り組んだチームは、親子連れをターゲットにした、サブスクリプション型の農業を提案。発表後にはイオンリテールの方から「これからの農業や環境を考慮した素晴らしいビジネスモデルでした」とお褒めの言葉を頂きました。

　オカムラの「多様な人の『人間の本気』を引き出す空間革命を提案せよ！」というミッションに取り組んだチームは、「『人間の本気』は心とお腹が満たされたときに起きるやる気が集まって引き出される」と解釈。そこで、心とお腹の両方を満たすことのできる「船」を使用したツアーを提案しました。「空間を上手く利用し、『人間の本気』が心とお腹が満たされて引き出されるという解釈にも非常に共感できました」と企業の方からも賛同される素晴らしい発表となりました。

　惜しくもグランプリには選出されなかったものの、発表後の振り返りの場では、「賞を取れなかったのは悔しいけど、QUEST CUPを通してより絆が深まったと思います」と互いを称え合う生徒の姿がありました。このQUEST CUPで得た経験は、今後も必ず役に立つと思います。発表、本当にお疲れ様でした。

（文責: 高等部 竹之越）