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「この色が着たい～！」などと各クラスの代表が集まり、クラスＴシャツの色決めをしました。

桜丘高校の3年生では、文化祭、体育祭をクラスＴシャツの着用をしています。

色の被りがあってはいけないため、各クラス第5候補まであげて、被ったらじゃんけんをして運に身を任せています。

 

今年は人気色や好みが偏り、第5候補全て被ってしまい、1から色を決めなくてはならないクラスもでました。

 

じゃんけんでクラスＴシャツの色が決まる。いわば、生徒たちにとっては勝負運に命を懸けるものです。そして、クラスの想いを背負っているため決めてきた色を譲れません。

しかし、今年の様子を見ているとこの学年は心優しい子たちが多く、じゃんけんで自分たちが勝ったとしても、負けた子の様子を見て、「良いよ！私たちこの色にするから！」など譲り合いの精神が見られました。

 

この子たちが入学したのはコロナが流行し間もないころです。たくさんの制限の中で高校生活を送ってきました。桜丘で生活する中でこのような「優しい心」「譲り合いの心」が芽生えたことにとても感動をしました。

文責：北村