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2022.05.14

お知らせ

生徒会

 東日本大震災から10年が経ちました。桜丘高校では、震災直後から被災した方々への復興支援を行ってきました。もともと阪神淡路大震災の復興支援を行っていたこともあり、震災が起こってからすぐに、自然と生徒たちの中から「被災した方々の力になりたい。」という声が上がりました。
 生徒たちは同じ気持ちを持つ仲間を呼びかけ集い、豊橋駅前で募金活動を始めました。その時集まった募金額は119万3506円。この募金は双葉町の方々が避難していた埼玉スーパーアリーナに届けられました。
 それ以来、桜丘高校では毎年被災した方々へ様々な復興支援を行ってきました。そして昨年(震災から10年目)を一つの節目として、直接的な支援ではなく、「伝える復興支援」に取り組んでいます。
 その一つとして、今回は生徒会が毎月11日に行っている「東日本大震災に関する勉強会」について紹介させていただきます。この勉強会の目的は「震災を忘れず、風化させない。そして、震災について知ることで今の自分たちに何が出来るかを考えること」です。
今月は私も勉強会に参加させていただきました。生徒たちが真剣な眼差しで震災の悲惨さやこれから自分たちに何が出来るのかなど。勉強会に参加した人たちに真剣に「伝えよう」とする姿に私は心を打たれました。阪神淡路大震災の支援から始まった桜丘の「伝統」は、今もしっかり生徒たちの中に受け継がれています。  (文責:上野)

 
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