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2024.11.27
アカミミガメに罪はない
昨日夕方放送の「チャント」という番組内で、生物部の活躍を取り上げてくださいました!
桜丘の近くを流れる朝倉川。もうご存知ですよね。その川に「アカミミガメ」が増え過ぎてしまい、水草を食べ尽くしてしまいます。結果、在来種のイシガメや魚たちが生息場所を失い、生態系が崩れてしまっています。
昨年6月にアカミミガメは「条件付特定外来生物」とされ、「許可:捕獲・飼育」、「禁止:販売・輸入・野外への放出」と定められたそうです。以前にもお伝えしましたが、朝倉川は生物部員にとって、「宝探し」のような場所!そしてその宝を部員の手でしっかり守り、本来の場所へと戻し、生態系を整えます。
この度、増え過ぎてしまったアカミミガメを捕獲し、朝倉川を正常な状態にするために、市民の皆さんと共に生物部員も参加しました!
市民の皆さんもそして生物部員も思いは同じだと思いますが・・・・・
生物部元副部長:英数科3年米津君がインタビューに対し、このように答えています。「アカミミガメに罪はなくて、人の都合で勝手に持って来られて結果的に増えてしまっただけです。」本当にその通りだと思います。
日頃から朝倉川を調査し、生き物たちのために清掃活動や捕獲作業をしているからこそ、アカミミガメにも愛情を持っている部員たち。命あるすべての生き物をまずは肯定する。そんな気持ちの生徒たちが集まる生物部。これからも生き物の味方でいてほしいです。