Blog 校長ブログ

2025.04.23
かわいいドアノック
この時期は、新年度のごあいさつまわりで、近隣市町の市教委や、市進路担当の中学校、校長会長校の小学校など、順番に伺わせていただいています。本日午前中、市内の小学校に伺ったのですが、校舎内に入った途端、耳に飛び込んできた声のかわいいこと!高校生の声とは当然違いますし、中学生とも違う。いい意味で見境なく飛び交う会話や笑い声のかわいさに、ロックオンされました笑!
校長先生とお話をしていると、「トン トン トン!」と、明らかに子どもの小さな手でノックしているであろう、ノック音が聴こえました。校長先生が「ん?誰かな?こういう時のノックは、子どもかもしれないな?」と、ドアを開けました。そこに立っていたのは、小さな女の子!「かわいい~!」と心の中で叫んだはずが、声に出てしまいました。恥ずかしそうに校長先生に何やらお話をしていました。内容は分かりませんが、小さな女の子が、身に付けている精一杯の礼儀を見せて、去っていきました。
私の感動はふたつありました。まず、小学校の校長先生ってなぜあんなに穏やかでお優しいのでしょうか?私たちとの懇談を中断して、子どもを優先する。私なら、「ちょっと待ってて!」と少々乱暴に生徒を待たせてしまうと思います。もちろん、高校生と小学生は違いますが、子どもを優先するそのお姿に感動しました!(誤解をしないでくださいね、めちゃくちゃリスペクトの話をしています)
もうひとつは、その女の子は5年生だったのですが(普段、高校生を見ているので、感覚としては低学年の子かなと思っていましたが、5年生でした)、休み時間に校長先生を訪ねるって、内容はどうあれ、その行動の純粋さに何だか打たれました。
私、病んでます笑?病んではいませんが、そういう光景に飢えていたかもしれません。私もせかせかしないで、穏やかに優しくいたい。自分自身に切に願います。