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2024.09.06

校長メッセージ

100年前のオリガ先生の気持ち

3(火)からスタートした2学期、まだ4日しか過ぎていませんが、長い休みのあとなので、生徒たちも疲れ気味。学校生活用のルーティンに、早く戻せるといいのですが、もう少し時間がかかりますね。

さて、9/9(月)は、桜丘学園の創立記念日です。本日1限目に理事長講話をいただきました。

普段、生徒たちと関わることが少ない理事長は、まず、自己紹介から笑

続いて、学内の歴史のある校舎や記念碑を紹介。「ああ、そういう意味があって建てられたんだ・・・」と勉強になりました

一番最初の校舎。ここから始まったのですね。感慨深いです!

理事長の曽祖父母、満田樹吉(右)・オリガ(左)夫妻。桜丘学園の創設者です。桜丘学校事務所ロビーでお会いできますよ!

特にオリガ先生は、明治時代に入り「女の子にも教育を」と、裁縫学校を始めました。オリガ先生自身は、知多半島内海の、海鮮問屋で生まれ育ったそうです。時代は江戸から明治に変わり、流通が船から鉄道へと進化するのに伴い、海鮮問屋は廃業。日本が新しい時代を迎えどんどん変化する中、オリガ先生はどんな気持ちだったのかな・・・と、会って聞いてみたくなります。

まだまだ女性の生き方は、確立されてなく、教育を受けるのは良家の娘の時代。それとて、花嫁修業的な学校だったと想像できます。オリガ先生がこだわった、「裁縫学校」は、まさに「手に職をつける」という価値観の走りだったと思います。

「来年100周年を迎えますよ!卒業生は、48,000人ですよ!」と、オリガ先生や樹吉先生に伝えたいです。きっと喜んでくださると思います。ということで、9/9(月)は休校とさせていただきます。

 

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