Blog 校長ブログ
2024.11.18
校長メッセージ
制服の力
本日素晴らしい秋の快晴!肌寒さもあって季節が大きく一歩前進した感じですね。
さて、先週のことですが、桜丘の制服を手掛けてくださる「株式会社トンボ」さんよりお招きをいただき、大きな展示会にお邪魔させていただきました。東京・名古屋・大阪・福岡の4会場、私は名古屋会場にお邪魔しました!
まず今年の大テーマが「学校制服の力」!入り口のこちらを読ませていただき「その通りです!」と即納得。わざわざ展示会場に入らなくても、もういいじゃん!と思うくらい笑、掴みはOKでした!でもせっかく来たのでもちろん、会場内も見させていただきましたよ!
例えばプリーツスカート。今はチェック柄が主流ですよね。このような紙の型紙に布を挟み込み、チェック柄がきれいに出るように織り方も工夫されています。そして、特殊な液に付けて折り目を固定します。裾の部分の柄を同一にし、体型に関係なく、同じスカートに見える工夫がされています。
まさに、制服の縫製は職人技です。もちろん、機械を使う工程もありますが、人の手でしかできない工程もあります。一着一着、こんなに丁寧に手掛けてくださっていることを知ると、感謝の気持ちでいっぱいになります。
近未来的な制服!ちょっとおしゃれな学園ドラマの制服ですね!私も着たい笑。
体操服の展示です。トンボさん:「身長3mの生徒さんでも対応できますよ!」 私:「そうなんですね!」(真剣な会話です笑)
職業制服の今(右)と昔(左)。例えば郵便局員さん、実は警察官より先に鉄砲(拳銃)を携えていたのは郵便局員さんだったそうです。理由は、「人と人を繋ぐ大事な通信(手紙など)を盗まれてはいけないから。」だそうです。まさに時代ですね。大切にすべきものへの価値観、とても素晴らしいなと思いました。
「看護婦」さんから「看護師」さんへ。性別の壁はすっかりなくなりました。
トンボさんの社長さんのお言葉。緑の下線を引かせていただきましたが、本当にその通りだなと思います。生徒たちは自分の通う学校の制服が好きだと思います。正確に言えば、卒業まで着続けていると、愛着が沸くというか。制服自体が青春の思い出になるというか。だから制服、大切に着てほしいです。
展示会にお邪魔して思うのは、「トンボ」という会社の社員の皆様が、本気で制服づくりをしているということです。数枚の写真ではお伝えできないほど、中・高生のためにリサーチや研究など、企業努力をしています。そういうのを見て聴いていると、私たち教育現場ももっと頑張らないとと心から思います。いい刺激になりました。ありがとうございました!