Blog 校長ブログ
2024.12.02
E判定からの!
おはようございます!いよいよ師走の月に入りましたね。生徒たちは今日から期末テストです。学内テストも大事ですが、受験シーズン真っ只中の英数科3年生!ちょっと教室を覗いてみました!
登校後、この週末の出来事を情報交換する担任と生徒たち。朝のこの感じがいいですね!
チャイムが鳴れば、担任が何も言わなくてもテスト前勉強に集中し始めます。受験生としてしっかり自走していますね。
一般選抜入試は年明けですが、学校推薦型選抜入試などは、まさに今、真っ只中です。すでに吉報が届いていますが、ひとつ紹介しますね。「校長先生、うちのクラスの〇〇君、国公立〇〇大学の数学科に合格しました!」まずはおめでとう!ですが、聞けばこういうことでした。
担「あの子は将来、数学の教師になりたいそうです。」
私「じゃあ、教育学部なんじゃないの?」
担「数学が好きで、大学で数学を極めるくらい勉強したい奴なんです。教師は将来的な夢で、まずは数学!なんですよね。それなら〇〇大学の数学科がベストだなと思って勧めたんです。でも、最初は思いっきりE判定で。ただ、学校推薦型選抜は、数学の力を存分に生かせるからあの子にはチャンスかなと。その読みが当たりました!」
英数科の3年生学年団は、生徒ひとりひとりの志望大学に対し、長時間かけて検討会議をします。「志望大学は〇〇大だけど、こっちの大学もあの子に合うのでは?」「控えとして、この大学を受けさせてはどうか?」「この学部なら、国公立の〇〇大より、私大の〇〇大の方が伸びると思う。」など、生徒の希望を受け止めつつ、大学進学指導のプロとして、大学・学部を知り尽くしている英数科教員団全体で徹底的に検討します。そういうことに、すごい時間をかけてるんですよね。学校の進路実績も大事ですが、それ以上に、生徒ひとりひとりの個性と、将来の夢を把握して指導に当たります。
今朝の教室でふと覗くと、受験生の参考書らしく、マーカーがたくさん引いてありました。懐かしい気持ちと、愛おしい気持ちになります。勉強は自分との向き合いです。だから、頑張って達成すると、自分に自信が持てるし、自分を好きになれます。全国の高校3年生、4月をイメージして、今を乗り越えよう!