Blog 校長ブログ

2025.01.24
➁山積みの支援物資
次に神戸に向かったのは2月末。3年生の担任だった私は、卒業式を終え、その翌日から3人の生徒と共に被災地へ向かいました。クラスの保護者からワンボックスカーをお借りし(多分ハイエース、そしてマニュアル車でした)、支援活動に必要な用具、車中泊を見越しての防寒具や食料を載せ、いざ、被災地へ。
ナビという機能がない時代、助手席の生徒が地図を広げナビゲーション。事前にボランティア部顧問の先生が被災地ボランティア本部とやり取りをしてくださり、まずは支援物資が集まる大倉庫に向かいました。高~く積み上げられた支援物資で満タンの倉庫。「全国からこんなに物資が集まってすごいなぁ」という感動と、「分別、分配するのに途方もない時間がかかるのでは・・」という不安の両方が入り混じり、目の前の段ボールに手をかけました。開けても開けても減らない段ボール。生徒たちの状況も気になりながらの作業。開けた段ボールの中には、すでに腐ってしまった野菜もあり、もったいない気持ちと申し訳ない気持ち。もちろん、私が悪いわけではないですが、そんな気持ちになりました。
「今日はここまででいいですよ!」と言われ、倉庫をあとにしましたが、さて、泊まる場所もないし宛もない。ハイエースの後部をフラットにし、窓を少し開けてカセットコンロでレトルトか何かを温め、4人で団子になって食事をした記憶。とにかく寒かったことは覚えています。そのまま車中泊をしたのですが、寒すぎて夜中に何度かカセットコンロを付けました。今なら大問題ですね。時代に感謝です。「このままだと生徒たちが身体を壊しちゃう」と、寒くて眠れない中考えていたことを覚えています。
「先生、仕事用の車だから、もう傷はいっぱい付いてるから、現地で傷付けても大丈夫だからね!頑張ってね!」と送り出してくださった保護者。(正確には、私のクラスで代表役員さんをしてくださっていたお母さん。)そう言ってくださっても、もちろん、傷付けないように気を配りましたが、久しぶりのマニュアル車、その上大型車。内輪差の感覚がつかめずベコッ、ギギーとやってしまいました。本当にごめんなさい。