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2022.07.20

校長メッセージ

ソルフェ~ジュ♪

暑いですね!でも入ってくる風が心地良い午後です。夏休みに入りましたし、今日は軽めの話題にしますね。桜丘には音楽科があるのですが、独自で校内に音楽館を持ち、複数の防音レッスン室やグランドピアノを完備、これまでに世界で活躍する音楽家を多数輩出してきた、歴史と伝統のある科です。以前は音楽科単体のクラスでしたが、2009年から普通科の1組に所属し、「普音クラス」としてスタートしました。その初年度の担任が私でした。日々部活動でゴリゴリマッチョの普通科男子と、楽器を持ち歩く少し上品な音楽科のお嬢さん。教室内は部分で雰囲気が違いました笑。私自身、音楽科の生徒の担任は初めてのこと。日々飛び交う言葉に???でした。そのひとつが「ソルフェージュ」。当時、何のことか分からなかったのですが、「ソルフェージュ♪」って、言ってみたくなりませんか?ソルフェージュ・・・、いい響きです笑。
あとになって知ったのですが、ソルフェージュとは、先生がピアノで弾いたメロディーを聴いて、楽譜を書き上げることです。絶対音感ですね!先日、たまたま音楽科を覗いた時、ソルフェージュの授業をしていたので、ついついお邪魔して見入ってしまいました。ドイツ語を交えての授業、防音室ゆえにいっさい雑音がない中、音を聴き取ろうと耳を研ぎ澄ませる生徒たちの姿は、真剣そのもの。息をするのも憚れる雰囲気でした。そんな授業が展開されている音楽科を誇らしく思いますし、音楽科生徒たちを尊敬します。桜丘の財産の一つです。
ピアノの音を聴き、代表の子たちは黒板へ、他の子たちは自分のノートへ書き込みます
正しく楽譜に反映できたか、みんなで確認します
ソルフェージュ♪ でした!
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