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2022.07.22

校長メッセージ

先生がやりたいこと!!

今日も暑いですね。でも高校生は元気に活動しています!普段校長室横の理事室という部屋で仕事をしていますが、夏休みに入ると普段よりは学内全体が静かになります。集中して書類整理や書き物をしていると、何かしらの生徒の声が遠くの方で聞こえています。体育館内の部活動生徒の掛け声、補習休憩中の生徒の笑い声、ダンス部のデッキから流れるHip-Hop音楽・・・。私にとってはそのすべてが癒しのBGMとなります。普段、私は会議が多いのですが、議題によっては煮詰まってしまい、誰も話さなくなる時があります。そんな時、ちょうど授業終わりの生徒たちが、グランドから戻る道すがら、楽しそうにおしゃべりする声が聞こえてくると、なんだか救われる気持ちになり、ふと、笑顔になります。「いかんいかん、前向きになろう」と、自分をリセットできます。生徒たちに救われてますね、私たちは。
さて、日々なかなかの量の稟議書が回ってきて校長印を押すのですが(私ではなく、理事室のメンバーに助けていただいてます)、その中でも伺い書には必ず目を通します。これがなかなか楽しいのです。許可する、しないはこの際置いといて、例えば・・・ある部顧問からの「留学生の日用品買い出しの件(ボディーソープ、アルコール消毒シートなど、購入してあげたいです)」、ある担任からの「クラス合宿の件(夏休みにフェリーを利用し、賢島でクラス合宿を実施したいです)」、ある社会科教員からの「登呂遺跡見学ツアーの件(夏休みを利用し、希望者を募り登呂遺跡を見学したいです)」と、ここ数日でもこんな感じです。留学生に対して、きめ細かく面倒見てくれてるんだなぁと感謝しますし、行事ではないのにクラスで合宿するのは、すごくエネルギーがいることですし、登呂遺跡って・・・、先生が行きたいのね!と笑ってしまいます。でも、どれも素晴らしい取り組みですし、生徒をその気にさせるには、まず、先生がその気にならないとというセオリーが教育現場にはありますよね。生徒って、興味ないことでも先生が一生懸命に声を掛けたりすると、何となく乗っかってみて、その後、生徒自身が真剣になって行くケースが多いです。ちゃんとしたきっかけじゃなくても、全然いいのだと思います。
先生自身がやりたいことを、可能な限り応援する文化が、桜丘にはあります。私も若い頃、いろんなことをさせていただきました。今、心から感謝しています。
この資料写真を載せるところがいいですね!生徒たち、何人行ってくれるかな?
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