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2022.08.26

校長メッセージ

職人さんは日本の宝ですね!

先日、桜丘和太鼓部の自主公演「神楽」の紹介をさせていただきました。公演当日はお陰様で満員御礼、事前販売のチケットは秒で完売だったそうです。来てくださった方々、この場をお借りしお礼を言います。本当にありがとうございました!素晴らしいパフォーマンスだったことは言うまでもありませんが、どうしても触れたいことがあり、今日、記事にしています。
当日、私の右隣りの席に、老夫婦が座っておられました。何となくごあいさつをしたのですが、あまり気にせず開演を待ってパンフレットに見入っていました。やがて部顧問の先生が私のところに足早にやって来て、「うちの太鼓の撥(ばち)をお願いしているご夫婦です。お世話になりっぱなしなので、毎年ご招待させていただいてます!」と。え~っ!そうなの~!?と、あらためてごあいさつをさせていただきました。おふたりはにこにこと私に笑顔を向けてくださいました。大変失礼しました!
生徒たちが躍動する姿に、おふたりは思わず拍手してくださったり、笑みがこぼれたりと、隣りの席からは、何ていうか、幸せや喜びの感情がはっきりと伝わってきました。おふたりにとって、生徒たちは孫のような存在、撥は一本一本丁寧に作り上げた我が子のようなもの。撥がなければ太鼓は叩けません。日本の職人技は国宝にふさわしいものがたんさんあります。日本の誇りですね。撥屋さん、ありがとうございました!今後とも末長くお願いいたします。
オープニング 鳥肌が立ちます。
こうして記事を書いていると、生徒たちの掛け声がリフレインします。
会場の皆さん、舞台に釘付けです。
終了後のこの笑顔!達成感しかありませんね!
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