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2022.09.14

校長メッセージ

生徒の悲しみは教師の悲しみ

おはようございます。コロナ感染がなかなか落ち着かないですね。桜丘でも順番順番で罹患しています。学校は集団生活なので、仕方ない部分もありますが、引き続き感染予防対策を学校全体で徹底していきます。
先日、生徒の家庭でご不幸がありました。そのような時、桜丘はいち早く情報を入手し、様々な手配をします。教育現場はどこもそうだと思います。生徒の家庭、生徒自身、教職員の家庭、教職員自身、いかなる場合もできる限りのお悔やみをするのですが、誤解を恐れず言わせていただくと、悲しみの中でもとても温かく、誇らしい気持ちになります。学校事務所からは「通夜、葬儀の時間や会場がわかりました。桜丘父母の会、あと校長名で供花を手配しましたのでお知りおきください。」と報告が来たかと思えば、職員室から校長室に担任が走って来て「先生、通夜も葬儀も両方行ってあげたいです。クラスの生徒にも伝えていいですよね?お母さんは、電話先でずっと泣いていて、息子をよろしくお願いしますって・・・」と話す担任の目にも涙が潤んでいて。突然のご不幸を我が事のように捉えて、今、自分たちができることを考えて、お母さんの気持ちに寄り添う。担任を筆頭に学年全体で生徒を見守り支える。それしかできないですが、それが一番大事だと思います。そういう価値観の学校でありたいです。
心よりお悔やみ申し上げます。生徒はこれからも全力で支えていきますので、ご安心ください。
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