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2022.10.14

校長メッセージ

苦しい時こそ笑おう

おはようございます。素晴らしい秋晴れです。生徒たちは昨日から中間テストに入りました。テストにしっかり向き合ってほしいなと思います。
さて、校長職は多岐にわたり、アンテナを高くしていることが求められます。私はまだまだできていません。落ち込むことも、傷付くことも多く、よく自己嫌悪に陥ります。先日、外部から生徒たちの素行について、お叱りのメールをいただきました。すぐに全校生徒に注意喚起をしましたが、その方が嫌な思いをされたことを申し訳なく思い、お詫びの返信メールを送りました。なんなら飛んで行って直にお詫びしたい気持ちです。高校生をあえてまだ「子供」と言わせていただけるのなら、子供は、悪気がなく相手を傷付けたり、いたずらの度合いがわからなかったりします。さらに、客観的に自分を見ることがまだできません。卒業後に「あの時、先生が言ってくれたこと、今はよくわかる。あの時は叱られてムカついたけど笑」は、高校生あるあるです。とにかく、都度都度、大人である私たちが正しく𠮟ってあげることが大事ですね。
こうして書いていると「そういうこと?で?」と思われてしまいそうですが、つい、落ち込む私がいます。反省と言うか。でも私が「落ち込んでます・・・」という顔をしていても何も前に進みません。そんな時こそ笑おうと、よく言いますよね。苦しい時こそ笑う。笑うと言うと少し軽率かな、笑顔でいる。そう心がけます。
昔、何かの本で「親は子供が不始末を起こした時、相手に対し、床に頭をこすりつけて謝ればいい。何ならそれが親の唯一の役割だ。」というようなことが書かれていました。長々と子供に説教するより、その姿を子供に見せることが、子供への一番の薬になると。私は生徒たちの親ではないですが、親心はあります。なので、外部からのお叱りに対して、生徒を正しく指導し、そして先方に心からお詫びをして、私自身笑顔で乗り越えたいなと思います。
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