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2022.11.17

校長メッセージ

むかしむかしにしてはいけない話

昨日16(水)、愛知県私学弁論大会が行われました。桜丘校内での弁論大会優勝者、2年R組 山本彩純(あすみ)さんが出場し、見事準優勝に輝きました。おめでとうございます!こちらの弁論大会、各校から最高峰の弁士が出場するので、毎年とてもレベルが高いのです。今の高校生は、小学生の頃からパソコンでのプレゼンが当たり前の世代なので、人前で自分の意見を発表することに対し、ひと昔前の高校生より慣れていると思います。そりゃもう、見事に自己表現をします。言いたいのは、論旨の素晴らしさはもとより、表現力や間合い、タイムキーパーに至るまで、「アナウンサー並みだ!」という高校生が集まる大会での準優勝であるということです。(彩純さんの素晴らしさを自慢してます笑)。
演題は「むかしむかしにしてはいけない話」。もう演題からセンスを感じます。彩純さんは演劇部に所属していて、キャストはもちろん、脚本も手掛ける文才の持ち主です。今年6月の沖縄修学旅行時、一筋の光さえも入らない真っ暗なガマに入り、隣りの友だちとの距離感もわからず、ジメジメ、ハエがブンブンする、なんもと不快で不安な体験をし、戦争の惨さを身を持って体験したからこその、自分たちがしなくてはいけないこと、守らなくてはいけないもの、平和の大切さを堂々と自己表現しました。とても謙虚な彩純さんは、「優勝者の弁論は圧巻だった。自分は準優勝で大満足、というか、準優勝すらいただけるとは思ってなかった。」と言っていました。今日は朝から嬉しい報告でした!
今朝、主務朝礼をしようかなと思っていたら、報告のために天使のように彩純さんが舞い込んできました。せっかくなので紹介させてください。
(左から)中学校教頭:守屋先生、高等部主務:石黒先生、音楽科主務:吉村先生、英数科主務:樋渡先生、英数科進路:山本先生、普通科主務・教頭:田嶌先生です。私の大切な校務仲間です。そして中央が彩純さん。
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