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2022.11.22

校長メッセージ

教科書からは学べないこと

昨日、校長室に3年生の女子生徒が訪ねてきました。「あの~、これ、総合の時間に作ったフラワーアレンジです。校長室に飾ってください。」とのことでした。普音科3年生になると、「女子総合」という時間があります。女子限定なのですが、生活する中で役に立つ様々なことを、外部講師の方をお招きし、生徒たちに体験してもらいます。そのひとつがフラワーアレンジです。基本を覚えておけば、将来一人暮らしや、結婚した時、ささっとお花のある生活ができますよね。他にも手紙の書き方や日本茶の淹れ方など、品格ある女性になってほしいという思いが、私たち教員にはあります。「お茶を淹れる」なんて、女性へのハラスメントだ!という風潮がありますが、お茶淹れを女性に強いることが罪であって、おいしいお茶を淹れることができる女性に罪はないですし、そうできることはとても素晴らしいことです。というか、今はジェンダーレスですね。男性女性関係ないですね。生徒たちは、昨日も「すごく楽しかった!」と言っていました。
届けてくれてありがとう。
こんな感じです!
ここ、わかりますか?花瓶の代わりに紙パックを利用して、中にオアシスを入れています。エコですね。まさにアレンジです!
教科書を使っての授業では、なかなか学べないことが多いです。むしろ、教科書を使って学ぶことは、人生に必要なことのほんの一部ですね。日常の生活や体験から学ぶことこそ生きる力に直結します。非認知能力ですね。校長室が明るくなりました。届けてくれてありがとう!
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