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2023.01.17

校長メッセージ

1995年1月17日 午前5時46分 を忘れない

あの日から早28年。今でもはっきりと記憶しています。すでに起床していた私は、この豊橋でも強めに揺れた地震に、瞬間的に緊張しました。その後、出勤の準備をしていた時、見るともなしに見ていたテレビのニュースから、神戸の街が焼けている中継が流れ言葉が出ませんでした。胸がざわざわしながら学校に向かいました・・・。その後のことは、また別日に触れさせていただきます。
この震災後に発足した「孫便りの会」。当時、家が焼けてしまい、仮設住宅に暮らすお年寄りがたくさんいました。生徒たちは、片付けの手伝いをしたり、炊き出しをしたり、クリスマス会をしたりして、この28年のあいだに、その時々の在校生が被災地に足を運び、交流してきました。「まるで孫ができたみたいだ。」と喜んでくださり、孫便りの会としました。毎年1月17日には、鎮魂の意を込めて、追悼集会を行っています。コロナ前までは、豊橋駅前デッキで行っていましたが、現在は、学内で孫便りの会と生徒会が中心となって行います。
本日午後5時46分、黙祷を捧げます。追悼集会の様子を取材したいと、中日新聞さん、NHKさんが来校されます。記事が掲載されたり、放送されたらまたお知らせします。学内でこのような集会が持てる学校であることを心から誇りに思います。
今朝のクラス朝礼時、一斉放送を通して全クラス黙祷を捧げました。
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