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2023.01.27

校長メッセージ

雪国ではない地域に暮らしていると、雪につい反応してしまいます。先ほどふと窓から外を見たら、静かに雪が降っていました。全国で寒波による被害が起きている中、不謹慎かもしれませんが、急に気持ちが明るくなりました。小さな子供たちの気持ちがわかる気がします。というか、高校生も同じです。ついさっき放課のチャイムが鳴ったら、校舎のどこからか「わぁ、雪!」と女子たちがはしゃぐ声が聞こえてきました。雨ではこんな気持ちにならないのに、雪だとちょっぴり嬉しい気持ちになる。不思議ですね。
書きたいこと、お伝えしたいことはたくさんあるのに、日々いろんなことがあって少し気持ちが落ち込み、今週はなかなかブログを更新できませんでした。今日も雪を見るまでは、「今日はどうしようかな・・・」と思っていました。でも、雪を見て少し気持ちが上がって、パソコンに向き合えました。
私は大学でスキー部だったのですが、入部した理由は「雪景色が見たいから。」でした。ふざけているように思われがちですが、本人はいたって真面目にそう思っていたのです。大学4年間のスキーシーズンは、長野県白馬村五竜とおみスキー場の民宿で居候をし、朝から日が暮れるまで来る日も来る日もひたすら滑ったものです。そういうこともあって、雪に反応してしまうのかもしれません。
校長という立場とて、日々邁進する中で、悩んだり落ち込んだり、心が風邪を引くこともあります。それは、自分が校長になって実感しています。無敵な校長なんて、いないのではないかとさえ思います。でも、日々一緒に仕事をしている仲間に励まされたり、現場の先生方に助けられたり、教頭先生に支えてもらったりして、何とか立っています。本当にありがたいし、恵まれているなと思います。大げさかもしれませんが、「雪」も私にとっては、元気をくれて、そっと心を包んでくれる存在です。
ちょっと絵はがきみたいですね。
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