Blog

2023.07.06

校長メッセージ

外国人児童アフタースクールボランティア

もう10年くらい前から、このような取り組みをしていますが、毎年、参加生徒が増えている印象です。今年は募集プリントを全校配布したあと、割と早い段階で40名弱がエントリーしてくれました。平均して20名くらいだったのに、本当に嬉しいです。担当教員が上の参加者決定プリントにも書いてくれていますが、桜丘の誇りですね!本当にありがとう。夏休み中、ひとりにつき平均3回、多い子で8回参加してくれます。
丁度今朝のラジオで「小1の壁」が話題になっていました。保育園は早朝から夜7時頃まで面倒見てくれるから、安心してお母さんたちも仕事ができた。しかし、小学校はそうはいかない。特に1年生は、午後1時とか2時には帰ってくる。学童も定員いっぱいで入れない状況があり、結果、お母さんが仕事を辞めないといけない・・・と。
これから夏休みになり、一日中家で留守番させるのも心配だし、勉強や宿題もまともにみてあげられなくて、ゲームをやらせておけば静かだから、ゲーム漬けの夏休みになりそうなど、日本にはまだまだ厳しい現実がありますね。
今回のボランティアは、言語の面でハンディのある外国人児童が対象ですが、宿題をみてあげるのはもとより、一緒に居てあげる、一緒に遊んであげるだけでも、子供の健全な心を育てるために、高校生が役に立てると思います。
参加する桜丘生の皆さん、よろしくお願いしますね。子供たちの夏休みに、思い出を作ってあげてください。
PAGE TOP