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2023.07.12

校長メッセージ

ここが俺たちの青春のすべて

全国各地で、硬式野球部夏の県大会が始まっていますね。甲子園を目指して、熱く長い戦いの始まりです。
昨日授業後、沖野グラウンドを覗かせてもらいました。到着してしばらくは、彼らをただただ見つめてしまいました。
十分なウォーミングアップ。滴る汗も気にせず、声を出し合い元気いっぱいです。
1・2年生は体幹強化のために逆立ち。上半身の筋力もアップ!
いろんなパターンの模擬練習。頭での「判断」と同時に身体が動いています。
「アウト」を取るまでの秒数をカウントするマネージャー。「3.9(秒)!」大きな声がグラウンドに響きます。
主将 3年八木大祐(やぎだいすけ)君にインタビューしました。
Q「八木君自身、野球はいつから始めましたか?」
A「小2からソフトボールを始めました。中学生になって硬式野球のクラブチームに入りました。」
Q「八木君にとって野球の魅力とは?」
A「試合の中で勝っていても負けていても、点差があっても、作戦や気持ちの持ち方でどう展開するかわからないところが僕は好きです。」
Q「このチームの長所は?」
A「監督や部長からのプレッシャーや厳しさの中でずっと練習してきました。でも、そのプレッシャーに負けるのではなく、「やってやるぞ!」という気持ちが自分たちの中にはあります。プレッシャーやピンチの時こそ、前に出れるチームです!」
Q「この真新しいグラウンドはどうですか?」
A「すごく感謝しています。広さや設備は県のメイングラウンドと変わらないし、以前のグラウンドとは、やれる練習も全然違う。野球がうまくなっていく実感があります。」
Q「監督はどんな人?」
A「正直、怖いです笑。プレッシャーもかけられます。でも、監督を信じてやってきたからうまくなれた。厳しいのに優しいと思える。ほんとはすごく優しいんだと思います。」
Q「部長はどうですか?」
A「絶対に褒めてくれません笑。とにかく、僕たちを甘やかさない。監督と役割分担していると思います。」
清々しいインタビューでした。まるでシャワーを浴びたようにきれいな汗が噴き出るのを拭おうともせず、真っすぐに私を見て答えてくれました。言葉に迷いがなく、潔さが際立つインタビューでした。
(左)八木主将 (右)今泉部長 
いいツーショットですね!監督の杉澤先生が出張で不在だったため、今泉先生と共に。実は彼は私のクラスでした。彼こそ当時キャッチャーで主将、負けん気のかたまりでした笑。もう40歳になりますが、私の中ではずっと18歳・・・。
最後に3年生中心でハイチーズ!「笑顔で!」と注文したら、なぜかこのポーズ。かわいすぎますね笑。(1・2年生も一緒に撮れなくてごめんなさい)
グラウンドがとても神聖な場所に感じました。誰しも必ず青春時代の思い出や場所、曲があります。野球部の生徒たちにとって、「あのグラウンドが青春のすべてだった」と懐かしく思う日が来るんじゃないかな。そんな風にひとつのことにひたすら打ち込めるって、実はとても幸せなことだと思います。さぁ行くぞ!やってやるぞの精神で、野球を楽しめ!
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