Blog 校長ブログ

昨日、あるお客様が私を訪ねてくださいました。かつて小学校の先生をされていた方で、今はあるNPO法人を立ち上げています。巡り巡って私のところに来てくださったのですが、その方のお姉さんが私の幼馴染みだったのです。小・中で一緒でしたが、高校では分かれてしまったので、その後は疎遠に。才女で優しく、同級生ながら私は憧れていました。一緒に遊んだ記憶もあり、たまに歳の離れた小さな妹さんを連れていて、ニコニコしてかわいくって、会えると嬉しかったのを覚えています。

その小さな妹さんが、昨日訪ねてくださった彼女だったのです！当たり前ですがすっかり大人になって、立派になっていて感激！私は彼女の存在を覚えていましたが、彼女はさすがに私のことを覚えていませんでした。(当時2歳くらいだったから当たり前ですね。)でも、お姉さんから私の話は聞いていたそうです。

お仕事の相談で来てくださったのですが、45年前にタイムスリップし、12歳の私と2歳の彼女に戻り、はしゃいでしまいました。人と人は繋がっているなぁとあらためて実感。大げさに言えば、心が震えました。人生っていいなと。

青春真っ只中の生徒たち。高校生活の一日一日が宝物になることをもっともっと言ってあげたい。体験したからこそわかる。でも渦中の生徒たちは、何なら「早く大人になりたい」と思っているかもしれません。その時は気付けないことも多いのが人生ですね。人生とは意地悪でもあります。

秋めいてきて、ノスタルジーな気持ちになってしまいました。