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2024.02.15

校長メッセージ

「自律型人材」になろう

昨日6限目、普音科1年生が進路講演会を行いました。講師は、卒業生であり、温泉旅館の経営陣でもある、村田憲史氏です。

左)村田憲史氏 右)1学年主任の林先生

桜丘を卒業後大学進学をし、俳優になるため大学卒業を機に上京。俳優オーディションは受かるもののなかなか現実は難しく、夢を諦める決断をしました。その後、熱海で老舗旅館を経営している叔父から誘われて、旅館接客業の道へ。もともと人とのコミュニケーションがとても好き、さらにアイデアマン、そして何より、「上手くいく、いかない」ではなく、「まずやってみる」というチャレンジ精神から、旅館経営もますます好転。叔父から旅館を受け継いでほしいと言われ、その準備に追われる日々。ざっと経歴です。

講演内容は、高校1年生には正直少々難しく、どちらかというと、学年の若い教員が食いつく内容でした。でも、複数のキーワードがちりばめられていて、生徒たちに残ったと思います。

今は旅館の経営陣のひとりでもあるので、積極的に人材発掘に奔走しているとのこと。目標は「桜丘の卒業生と働きたい」と。自分は桜丘が大好きだったから、母校と繋がりたいと言ってくれました。そして今の時代を生きる若者へのアドバイスとして、「どのような進路選択であっても、指示されたままに動くのではなく、自ら判断し行動できる人材になろう(自律型人材)」と、シンプルに、的確に伝えてくれました。

卒業生が立派になって母校を訪れてくれることは、格別の喜びがあります。村田君、忙しい中本当にありがとうございました!

 
 
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