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昨年９月から高等部に国際交流基金“心連心”の派遣で、中国からの留学生が来ています。留学当初から桜丘の寮に入り、日本人とともに寝食を共にする生活を送ってきました。これまで１０か月の留学生活の中で、積極的に様々なことに取り組んでくれました。中国語の授業で先生役を務めたり、豊橋ムケッカの販売で露店を出店したり、クエストカップ全国大会に出場し明治大学でプレゼンテーションを行ったり、和太鼓部に所属し篠笛の担当として多くの公演に参加するなど、多種多様な経験を積んできました。そんな彼女が今（帰国間近に）感じていることは、「初めは、東京や関西方面に留学する中国の仲間がうらやましかったけど、帰国が間近に迫って、桜丘で体験できたことを思い返すと、桜丘に来てよかった。次に桜丘に留学する後輩がいたら、良いところをたくさん紹介したい。本当にお勧めできます。」と語ってくれました。

 

高校生が単身で留学し、時には不安や寂しさを感じながらも、クラスメイトの温かさに触れたり、充実した活動で大きく成長できたと実感できたり、彼女にとってたいへん実のある留学になったことを嬉しく思います。（文責：川端）