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　7月3日 (水)にアメリカ・ロサンゼルスより2人のアメリカ人留学生が桜丘高校を訪問し授業を体験しました。前回の記事でもお伝えした通り、2人は2年9組に在籍している生徒宅にてホームステイをしており「日本の高校を体験したい！」ということで桜丘に来ることになりました。

　前回の訪問では、制服の試着や各施設の紹介のみでしたが、今回は実際に桜丘高校の授業を体験してもらいました。1限では折り紙体験。折り紙で鶴を作りました。2年9組の生徒に教えてもらいながら綺麗な鶴を作っていました。2限には朝倉川にて生き物採集を行いました。3限には2人にアメリカやロサンゼルスのことについてプレゼンテーションをしてもらい最後にクイズ大会を行いました。ロサンゼルスで人気なハンバーガー屋のIn-N-Out Burgerでドリンクが注ぎ放題だということやKendrik Lamarというカリフォルニア州出身のラッパーについて学びました。クイズ大会で優勝したチームにはアメリカの面白おかしがプレゼントされました。4限に行ったのは柔道。柔道着に着替えて受け身の練習などを行いました。2人にとっては初めての柔道体験となり「柔道は人を傷つけるのではなく自分を守るという精神が素晴らしい」と感動していました。5限には数学的思考を養う論理ゲームを行いました。縦・横・斜めの数の和が全て等しくなるように数を配置する魔法陣を作りました。Charles君はエンジニアを志望していることもあり、開始1分程度で解いていました。最後の6限では英語で茶道を学びお茶を点てました。2人がお茶に興味があるということで茶碗や茶筅を用意してお茶を生徒全員で点てました。茶道クイズも行いましたが、日本人の生徒よりもアメリカ人の2人の方が茶道に詳しく、生徒たちは大盛り上がりでした。抹茶を飲んだ際には、全員渋い顔をしており、顔を見合って笑い合っていました。

　終礼では、2人から英語と日本語で1日の感想を語ってもらいました。「みんなのおかげでとても楽しかったです。桜丘高校の生徒をうらやましく思います。皆さん本当にありがとうございました」と2人から感謝の言葉をもらいました。2年9組の生徒たちもとても満足していました。普段、英語学習に対してあまり積極的でない生徒たちも必死に英語で何かを伝えようとしていました。今回アメリカ人の2人が桜丘に来てくれたおかげで、生徒たちが海外の文化や英語に興味を持ってくれました。今後もこのようなイベントなどを通して生徒たちが世界に目を向けて、グローバルに活躍できる人になってくれると嬉しいです。

(文責: 普音科 竹之越)