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2024.10.02

英数科

『これが英数科の櫻輝祭だ!』

 

私は櫻輝祭最後の舞台、「後夜祭」の最中にこれを執筆しています。今も多くの生徒が笑顔でステージを観賞し、大盛況です。クラス企画の準備から始まって、当日の当番や部活動、片づけなどの仕事に追われて寝不足だけれども、すべて楽しかったという声を耳にしました。学園祭を通して、生徒たちは多くの学びや経験を得たことでしょう。早速、この2日間を振り返ってみたいと思います。

28日は、オープニングステージ並びに学内公開。生徒たちは櫻輝祭を思い切り楽しんでいました。1,2年生は、今までやってきた成果を発表できる機会を得て、みんなが愉快な1日を過ごしました。3年生は、準備期間の2日間、愛大で模試を受け、勉強漬けでしたが、28日からは、ひと時の休息を味わっていました。

29日は、制限付き一般公開のため、保護者の皆様がお越しくださいました。お子様連れの方もおり、各クラス企画で、はしゃいでいる姿を何度も目にしました。その姿をみて、生徒たちも清々しい気持ちだったと思います。

保護者の皆様、改めまして御来校して頂き、誠にありがとうございました。お子さんのご活躍は見て頂けたでしょうか。本校の櫻輝祭を楽しんで頂けたのなら幸いです。

ご都合が合わずに、参加できなかった保護者の方々のために、各クラスの企画を簡単に説明していきたいと思います。1年R組では、ドラマ『謎解きはディナーのあとで(2011年)』に着想を得て、犯人を見つけ出す、謎解きの体験型企画を作り上げました。ちなみに、実際に1年R組で起きたことが事件のモチーフにされています。1年S組では、竹で骨組みを作り、廃棄する筈だったチョークの粉を巧く活用することで、巨大「ちいかわ」を作成しました。 (P.S.『なんか小さくてかわいいやつ』略して、“ちいかわ”…生徒よりも大きかった。)2年R組は、スタジオジブリの『となりのトトロ(1988年)』のキャラクターである、「トトロ」、中トトロ「スグ」、小トトロの「ミン」を展示しました。大中小トトロの前は、記念撮影をする親子連れや来訪者でにぎわっていました。2年S組は、実物さながらのマグロ解体の模型を作り、お寿司になるまでを展示しました。どの部位がどの名称になるのか詳しく書かれており、見ていたらマグロが食べたくなってしまいました。最後に2年T組です。このクラスは漫画『進撃の巨人(2009年)』の第1話の、初めて超大型巨人が壁(ウォールマリア)の外から登場するシーンを再現するだけでなく、巨人になりきれるフォトスポットも完成させました。作成にあたって、生徒たちは、ディテール(壁の色や巨人の大きさに対する耳の大きさなど)を、英数科にいる、アニメに詳しい教員に何度も確認し、一生懸命作り上げました。これらのクラス企画を成功させるために、生徒たちは、協力することの大切さや、自ら気付いて動く自主性を学びました。

これが投稿される頃には、櫻輝祭から何日か経っていることでしょう…しかし、生徒たちの心の中に、一生の思い出として、いつまでも色褪せずに遺っていくことを信じています。(文責:杉村)

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