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2024.11.22

英数科

いちゃりばちょーでー~英数科修学旅行~

 

11月12日~15日の日程で英数科2学年は沖縄修学旅行へ行ってきました。

全ての行程を生徒の感想で紹介していきます。1日目は、ひめゆりの塔と沖縄平和祈念資料館、そして夜は新垣ゆきさんによる平和講話。

 

「ひめゆり平和祈念資料館では、ひめゆり学徒隊の生活や体験記が展示されており、「処置」という名の青酸カリを使って赤ちゃんやケガをした人などを殺していたことが衝撃的でした。」

「負傷した兵士の看護、下の世話などを外の爆撃におびえながら行っていたという事実。資料を見進めるにつれて自分の中で現実味が増していくことがとても怖かったです。何より、自分と年がそう変わらない子供の体験ということがとても悲しかったです。」

 

 

「沖縄平和祈念資料館では、当時使われていたものが多く展示してありました。当時の日記を読んで、とても壮絶な状況であったのだと感じました。また、1人1人の顔写真とともにその人の性格や死因が書いてあり、とてもかわいそうだと思いました。」

「平和祈念資料館では当時の戦場の様子について理解を深めることができました。ガマの再現の場所があり、中に入ると爆撃の音しか聞こえないような感じでとても怖くてこんなところに何か月も生活するなんて気がおかしくなりそうだと思いました。」

 

 

「新垣ゆきさんの言った「戦争の起きたあの時代、今の日本と何も違っていなかったんです」という言葉が私には驚きでショックでした。私たちとは何も変わらない少年少女が死を覚悟したり生きることに申し訳なさを感じていたことが本当に苦しく思います。」

「新垣さんは実際に戦争を体験した中山きくさんから話を聞き、講演を行い、広める活動をしています。私はこのような人がこの先必要だと感じました。今戦争がなぜ起きているのか疑問に思います。」

 

2日目は国際通りの散策、ガマ体験、そして現地の興南高校との交流会、最後は夜レクと大忙しの日程でした。

 

「国際通りではたくさんのお土産を買い、ごはんを食べました。中でも思い出は仲のいいメンバーで有名な「ステーキ88」を食べたことです。あの味は忘れられない思い出になりました。」

 

 

「ガマの中はとても暗く、外の音はあまり聞こえませんでした。クラス人数分がそこに居ただけなのに狭いと感じました。しかし、実際は何百人の人がここで暮らしていたと思うと私には無理だと思いました。」

「ガマの中では何も見えず、ただ水が落ちる音しか聞こえず、外の音や周りの声などは一切聞こえませんでした。戦時中は毎日この暗さ、狭さでそして死なないためにこの中で暮らしていたと思うと寂しい、生きた心地がしなかっただろうと感じました。ガマ体験を終えて地上に出たときの光はいつも以上に明るく感じ、まぶしかったです。」

 

 

「興南高校のみなさんがとても温厚で首里城を案内してくだった時もクイズで分かりやすくしっかりと首里城の歴史を教えてくれる姿を見て、この修学旅行で学んだことをどんどん知ってもらうために話していきながらもっと学びを深め、そして未来に活かせるような活動をしたいです。」

 

「夜レクのために何回も話し合ってどうしたら盛り上がる会になるのかをずっと考えていました。結果、会場は大盛り上がりで本当に良かったです。」

 

 

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