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2024.11.27

普通科

ゆいゆいゆいまーる~普音科2学年修学旅行1日目~

 前回の記事でも紹介しましたが、普音科2学年の生徒は11月25日 (月) から修学旅行で沖縄に来ています。修学旅行初日は、沖縄県恩納村にある断崖、万座毛とジンベエザメで有名な沖縄美ら海水族館を訪れました。今回の記事では修学旅行初日の生徒たちの感想をお届けしたいと思います。

 

「沖縄と愛知県では気候や文化が全くもって異なると言うことが、身に染みて感じられた沖縄は、10月にも関わらず半袖でいられるくらいで驚かされた。また天候がコロコロと変わることも驚かされた。バスガイドさんが沖縄の天気予報は当てにならないと仰っていることが印象的だった。事前学習で学んだこと以上に沖縄の米軍基地は、身近に存在しており、沖縄の人たちが基地問題に対してしっかりとした意見をもっていると言うことを感じられた。美ら海水族館は展示の仕方が下の階に降りると深海に行く展示の仕方や、世界最大級の水槽に日本で数少ないジンベエザメの展示を行っていたり、日本で唯一、生体のサンゴを展示していたり、多くの取り組みが行われており貴重な施設だと感じられた。万座毛では、多くの方が沖縄戦で亡くなっており、過去を風化させない様に観光地化している良い取り組みと感じられた。」

 

「今日、特に記憶に残ったのは、バスで移動している最中、所々にあるお墓についてです。バスガイドさんによるとそれは、僕たちの埋葬方法と沖縄での埋葬方法に違いがあるからだそうです。

私たちにとって最も一般的な葬制は火葬であるが、沖縄では風葬と言う、遺体を燃やすのではなく石で囲むことによって風化させる葬制が根付いているそうです。これが沖縄のお墓の形が特殊な理由だそうです。このような沖縄特有な文化をあと残りの3日間でもっと見つけていきたいです。」

 

「純粋に11月下旬とは思えないぐらいの暖かさに驚きました。バスで移動してる時も、景色のきれいさに驚いたけど、ふと『ここで過去に戦争が行われていたんだ』と思うと寂しい気持ちになりました。万座毛では壮麗な景色に見とれていたけど、『かつて集団自決があった場所』と視点を変えて景色を感じると、とても胸が苦しくなりました。ご飯やスイーツもとてもおいしくて、ここからの3日間もより楽しみになりました。明日は平和学習が中心のプログラムになるので、今日感じたことを忘れずに明日を迎えたいと思いました。」

 

「美ら海水族館で初めてジンベエザメを見ました。映像で見たことはありましたが、思っていた以上に大迫力で驚きました。沖縄に生息している魚を見て、あの綺麗な海の中にはこんな魚がいるのだと考えながら見学できました。万座毛では、そこでしか見られない貴重な景色を見ることができました。数歩進んでしまえば真下には海で、風も強く、柵があっても落ちてしまうのではないかと怖かったです。ですが、それ以上に、景色が綺麗で思わず見入ってしまいました。たまたま虹が出ていて、すごく綺麗でした。今日は沖縄の自然をたくさん学ぶことができました。生き物、景色、温度などが愛知県とはまったく違い、見学しながらその違いを見つけていくことが面白かったです。」

 

 以上の感想にもありますが、生徒たちは普段生活をしている、愛知県とは気候も文化もまるっきり違う沖縄に驚いている様子でした。明日は平和探究プログラムと学校間交流。引き続き、生徒たちの学びをお届けしたいと思います。

(文責: 普音科2学年 竹之越)

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