News お知らせ
2023.09.15
お知らせ
外国人児童サマースクールボランティア
豊橋市内の小学校には多くの外国人児童・生徒が通学しています。その中には日本の生活になかなか馴染めず、日本語の授業が難しいため学習や生活に悩みを抱えている子も多く、支援を必要としています。夏休みに日本語や宿題などを一緒になって教える「外国人児童サマースクール」ボランティアに参加した生徒の感想一部を紹介させていただきます。
・ この活動に参加して、いろいろなことについて視野が広がりました。もし来年参加するときは今回教えるのが困難だった基礎を理解していない子や、日本語が通じない子をしっかりサポートできるようにしたいです。
・ 前回も参加しましたが、前回よりも小学生と仲良くなれて、私自身すごく楽しく活動できました。
・1人1人日本語の運用能力に差があり、ここに応じて指導することができたと思います。とても勉強になった3日間でした。
・ 偶然昨年教えた生徒を担当することができました。子供たちはとてもやさしく、私も楽しんで参加することができました。高校を卒業しても参加したいです。
・参加した3日間はあっという間でした。1日目の最初は少し自分も奨学生の子も緊張していたけれど、すぐに仲良くなれて、最後は小学生の子からシールやお手紙をもらいました。
・うまく教えられるか心配でしたが、教えているときにしっかりと聞いてくれて教えやすく、とても良い子たちでした。教えたあと子供が理解してくれて苦手を克服したときに特にやりがいをかんじることができたので、学校の先生の体験ができてよかったです。
・小学生に勉強を教えるのは簡単だろうと思っていたけれど、うまく日本語で説明するのは意外と難しく、伝わっているのか、わからないことが多かった。しかし、伝わったときに小学生の子が問題を正しく解けると、こちらも嬉しくてやりがいを感じることができました。また機会があれば参加したいです。
・言語の壁を越えて子供たちと触れ合うことができ、貴重な体験ができました。
・同時に2人を教えることが難しく、コミュニケーションをとるのすら最初はうまくできませんでした。でも少しすると相手の子供たちも私も慣れてきて、勉強をしながらおしゃべりをするなど、楽しく過ごすことができました。やりがいも感じたし、勉強になることもありました。日本語のまだ得意でない子を相手に勉強を教えるのは少し緊張しましたが、とても楽しかったです。
・日本に来たばかりの子が多く、日本語が伝わらず、大変でした。ですが、ジェスチャーや簡単な日本語を使ってゆっくり理解してもらうことができました。理解してもらうと自分が嬉しいのはもちろん、理解し問題が解けて嬉しそうな外国人生徒をみるともっと頑張って教えようと思いました。教えている自分も成長できたと思います。
・その子、その子に合った教え方をするのが大変でした。そして「言葉で教えることの難しさ」を感じました。普段気にせず使っている言葉も小学生には通じないこともあって、英語で説明するときもありました。普段経験することのできない経験をすることがよかったです。
今回多くの生徒が参加してくれました。「誰かのために」という想いをもってボランティアに参加してくれたこと、そして一人一人がこの経験を通して成長をしてくれたことを本当にうれしく思います。(文責:齋藤)